大和葛城山

2003年5月17日
荒松


 ある日の朝刊に、葛城山つつじ園の写真が載っていた。「きれいやなあ、行こうか」という事でつつじ園に出かける事になった。もちろん当初はロープウェイを利用してのつつじ園見学であったが、現実は、そんなに甘くないようだ。
 ロープウェイ駅に着くとかなりの混雑、整理券を発行しているとのアナウンスがあり、さっそく整理券をもらいに行き係員に搭乗時間を確認すると、なんと2時間30分待ちとの事、思案の末、歩いて登る。登山道は、長蛇の列、ほとんどが歩かされ組である。歩き始めて約20分、女房が急に気分が悪くなる、もう駄目かと思ったが、さいわい、暫く休憩を取ると気分も良くなる、その後は快調なぺースで登り、お陰でロープウェイの待ち時間よりも早く着く事が出来た。適度な汗は気分を爽快にする、さっそくビールを購入し、適当な休憩場所を探す。一面の躑躅の花を囲むように、その周辺で多くの人達が花を楽しんでいる、穏やかな日差しは、ここにいる人達の心そのものである。充分休憩を楽しんだ後ロープウェイ駅へと向かう。途中食堂でビールとうどんを食べ気分も良くなって駅へ行くと下山も待ち時間が1時間40分との事。仕方なく歩いて下る。ロープウェイ駅に着く直前、膝が痛くなった女房「ハイキングは、もう行けへん」と再度の宣言。

  いちめんの躑躅の花の美しさ眺める心花におとらず

  水越の峠の向こうに聳え立つ 金剛山の姿なつかし

  きれいと言う妻の一言弾む声 うすくれないの躑躅の花に


(荒松)